3歳双子を連れての初めての長距離旅行

突然有給が取れた、というパパが「明後日から旅行に行こう!」と言い出し、そのまま温泉に入って動物園へ行く一泊二日の弾丸ツアーが決まってしまいました。

子供たちは当時3歳でしたが未就園児でおむつも外れていませんでしたし、レンタカーでの移動予定でしたが我が家にマイカーは無く、チャイルドシートにも不慣れ。
長距離移動と言えば毎度グズグズとの戦いで、前々から子供に言い聞かせたりシミュレーションをしたり、特別なおもちゃを買ったりと入念な対策を練って臨むもの…と思っていた私は不安でいっぱいでした。

けれども、ふたを開けてみたら私の不安はいい意味で裏切られました。子供たちは特別なおもちゃやお菓子がなくても目に入る景色をヒントにしりとりをしたり、歌を歌ったり、二人で手遊びをして車内で楽しんでいました。
宿泊先は特に子供向けでない温泉旅館でしたが、ギザギザの石が敷かれた大浴場でも転ばずにお風呂に入り、旅館の布団でもぐずらずに眠ってくれました。
こだわりの強い赤ちゃんだと思っていた我が子が、いつの間にか柔軟な子供に成長していたことに改めて気付かされ、驚きました。

『この子たちは、こうでなければ駄目』『こんなところは無理』、そんなふうに思い込んで行動半径を狭めていたのかな、などと自分を反省したりもしました。
けれども、いい機会に巡り会えて良かったと前向きに捉えることにしました。
忙しい日常生活のなかで極力リスクを避けて行動するのは仕方の無いことで、家事の必要がなくて常に隣にパパがいる、旅行という機会があったからこそ子供たちの成長に気付けたのだと。

今度の九月、丁度前回の旅行から一年後に、私たち一家は北海道に旅行に行きます。
今度の旅行にあたって私がパパにお願いしたのは『突発でなく、行き先も目的も一緒に計画を立てたい』ということです。
前回の旅行で唯一心残りがあったとしたら、それは子供たちへの不安で心から旅行を楽しめなかった自分がいた事でした。

今度は二人で計画を練りながら、少し無茶かな、と思うようなスケジュールを立ててしまおうと思っています。
きっとまた子供たちは成長した一面を見せてくれるはず。それが今から楽しみです。